「ティール組織」からの学び&反省 そして日々精進

ティール組織

 今日は、僕の尊敬する人がブログに書いてまして、僕もかなり興味があったので、引用&見解を書きたいと思います。
「ティール組織」は、著者のフレデリック・ラルーが、この組織を創造したのではなく、今までの組織形態と違って成長する企業の組織形態を体系化し、「ティール組織」と名付けたものみたいです。特長は、3つあって、「ティール組織」の突破口と言う文言で、書かれています。(「定義」ではなく「突破口」として表現しています。)

①自主経営:階層やコンセンサスに頼ることなく、仲間との関係性の中で動く組織(部長・課長といった役職はなくなります。また、経理・総務・現場といった部署もなくなります。)
②全体性:自分をさらけ出して職場に来ようという気にさせるような一貫した慣行を実践します。(「仕事なんだから、好き嫌いを言っている場合ではない!」といった発言はNGです。)
③存在目的:各人は将来を予言し、統制しようとするのではなく、組織が将来どうなりたいのか、どのような目的を達成したいのかに耳を傾け、理解する場に招かれる。(経営計画や中長期・単年度数値目標などなくなります。行動計画すらなくなります。)
かなり、最先端というか、本質的というか、こんなことで組織がうまくいくのか?という内容ですが、僕が「理想」として目指していた内容です。ただ僕の場合は「理想」ばかり見てて、途中経過の「段階」を全く無視していて、失敗したように思われます。やはりいきなり「理想」ばっかり謳っててもダメですね。
 僕自身、「溶けにくい氷は、時間をかけて凍らした氷」というような言葉が好きで、組織でも、良い組織はやはり時間をかけてしっかり形成されたものです。にも関わらず、一足飛びで「組織」を「理想」に当て込むには無理がありました。反省です。そして日々精進です。今後「組織」を考え、人材育成時に活かしたいと思います。
 
 中小企業において、「ティール組織」の導入は現実的ではないと思います。しかし、「自主経営」「全体性」「存在目的」は、組織を動かすうえで、重要な要素であることは間違いないと思いますし、「理想」は決して捨てていません。皆様も現実的ではない、と一蹴するかも知れませんが、少しでも「ティール組織」のエッセンスは導入して、働き甲斐のある職場づくりを目指して頂ければと願います。

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