「MD」の考え方「相手が1番、自分が2番」
この本は、日本実業出版社から出版されている「マーチャンダイジングがわかる本」です。少し前の本なので、今あまり手に入る本ではないのですが、僕が「マーケティング」をより考えるきっかけになった本であり、バイブルです。今日はこの本の中から少し記事を書きたいと思います。
そもそも、「マーケティング」と「マーチャンダイジング」と違いは、考え方と捉え方の部分も大きいのですが、この本では、「マーケティング」は企業側の目線で、市場調査や広告、プロモーションの手法などを構築または再構築するもと言っていて、「マーチャンダイジング」はあくまで流通業界でのことと位置付けていますが、一般顧客目線で、販売価格の見直しや流通経路の再構築などと言っています。これを僕なりに解釈すると、「マーケティング」は生産販売生の向上で、「マーチャンダイジング」は顧客満足度の向上と捉えています。
自身の理念で「forever the one」「ずっと自分らしく」と僕は掲げていて、個性が大切にされる社会の実現を目指していますが、この「クライアントファースト」もつくづく大事なと、最近思います。
自分を大切にするということも当然尊敬されることではありますが、「相手さん」のことを最優先に考え、そして喜んで頂く、これも仕事ということだけでなく、「人として」最も大切なことの1つと思います。
直接この本に書かれている言葉ではないのですが、ものまねタレントの「コロッケ」さんの座右の銘で、「相手が1番、自分は2番」という言葉があります。この座右の銘、素敵だなと率直に思いました。
相手のことを1番に考えるからこそ、熟考し、「思いやり」を持ち、時には相手のことを研究し攻略する術を考える、だからこそ、最上のパフォーマンスができるとおっしゃっていました。けっこう感動したコロッケさんの座右の銘、この本で書かれている「マーチャンダイジング」の本質が、表現されている言葉でした。
そのコロッケさんが兵庫県姫路市の、少年刑務所で慰問されたみたいなので、その記事載せさせて頂きます。
#毎日新聞 コロッケさん少年刑務所
相手のことを「思いやる心」、これこそが「相手が1番、自分が2番」ということになると思います。