「社員満足度」賃金upについて
「社員満足度」を向上させる上で、最もシンプルな方法が賃金upです。もちろん賃金upだけが社員満足度向上の方法ではありませんが、シンプルで効果的な手法であることは間違いありません。
「何のために働くのか?」この問いの答えは、人それぞれです。多様な価値観がある現代ビジネスの社会では、お金よりも休日、プライベートの時間を充実させたい、子育てに力を入れ、子どもともっと一緒にいたい、など「お金」よりも重きに置いているポイントがあり、その流れで「働き方改革」の波も急速に加速している現状があります。
それでももっと給料がほしい、例えば住宅ローンをかかえ、収入向上を目指している人たちもたくさんいる、という現実もあります。そして、そういった社員のために賃金upを図っていくのも企業の使命です。お金で釣るというわけではありませんが、モチベーションupの大きな1つの方法です。
経営コンサルティングとは?という問いかけがあります。コンサルタントによって答えが違うと思いますし、正解というのもないと思います。ここで僕の経営コンサルティング論はお話ししませんが、少なくとも「社員への還元」は必須項目と思います。経営者及び経営陣のみでの利益享受は、良いことだとは思いません。
2020年度の「ものづくり補助金」概ねのガイドラインでも、社員の賃金、年間1.5%up項目があります。この項目を満たさなければ最悪補助金の返還まで求められることがあります。強制しなければできないという状況はどうかと思いますが、賃金upを検討する企業が、少しでも増えるきっかけになればと思います。
そして、そういった企業と状況を創出するのが、経営コンサルタントの腕の見せどころです。